占星術から見たこれからの生きざま


土〝 山羊座 〟時代から風〝 水瓶座 〟の時代へ
― 価値観の地殻変動が、私たちにえるもの ―


―― 「ちゃんと頑張ってきた人」ほど、迷いやすい時代に ――
占星術の世界では、約200年ごとに社会全体の価値観や文明の方向性を示す「時代」が移り変わると言われています。2020年を境に、私たちは長く続いてきた「土の時代」から「風の時代」へと入ったとされています。じゃあこれってなんなんでしょう?
「時代が変わった」と聞くと、どこか遠い世界の話のように感じるかもしれません。
けれど実はこの変化、私たち一人ひとりの働き方や生き方にも、じわじわと影響を与え始めています。
――「組織」から「個人」へ ――
◆ 土の時代が大切にしてきたもの 【 まじめに積み上げるほど、評価されていた時代 】
土の時代は、物質・所有・安定・蓄積といった価値観が重視されてきました。どんな会社に勤めているか、どんな肩書きを持っているか、学歴や資産があるか。そうした「目に見えるもの」が、その人の信頼や評価につながりやすい時代でした。コツコツ努力を重ね、形ある成果を積み上げていく。それが正しく、安心できる成功の道として、多くの人に共有されてきた価値観だったように思います。
―― 風の時代が静かに始めている問い」へ ――
◆ 風の時代が問いかけていること【 もう肩書きだけでは守られない時代 】
一方で、風の時代が象徴するのは、情報・知性・つながり・柔軟さです。価値は「所有すること」から「共有すること」へ、「固定された立場」から「しなやかに動けること」へと移り変わっています。
SNSやオンラインコミュニティ、リモートワークや副業といった働き方が広がったのも、その流れのひとつ。「何を持っているか」よりも、「何を考え、どんな人とつながれるか」が、少しずつ大切にされるようになってきました。とはいえ、この変化は決して軽やかで楽なものばかりではありません。

なぜ今、違和感や不安を感じやすいのか
◆うまくいっていたはずなのに、心がついてこないとき
土の時代の価値観の中で頑張ってきた人ほど、不安や戸惑いを感じやすいのも自然なことだと思います。それでも風の時代は、土の時代のように組織力で大きなことをせずとも個人の小さな想いや感性、考え方そのものが、きちんと価値として大きな波をつくり循環しやすい時代でもあります。
「こうでなければいけない」という正解が一つではなく、さまざまな生き方が並んで存在できる。そんな余白が、少しずつ広がっているようにも感じます。
働き方は「積み上げ」から「組み合わせ」へ
◆ キャリアは一直線じゃなくていい【 点だった経験が、ある日つながり始める 】
ビジネスやキャリアの面でも、大きな変化が起きています。これまでのように、一つの会社で経験を積み上げ、一直線にキャリアを伸ばしていくモデルだけが正解ではなくなりました。これからは、これまでの経験やスキル、興味や関心をどう組み合わせ、どう言葉にするか。つまり「積み上げる」よりも、「編集する」力が大切になっていきます。
たとえば、
デザイン × マーケティング
営業 × データ分析
人事 × ブランディング
いくつかの経験を掛け合わせることで、自分ならではの役割や強みが見えてくることもあります。

発信は、自分を大きく見せるためじゃない
◆声を上げることが、信用になる時代「何者か」になる前に、「考えている人」でいる
風の時代において、情報発信はとても重要な要素です。とはいえ、「発信しなきゃ」と気負う必要はありません。ここでいう発信とは、自分を誇示することではなく、考え方や判断基準をそっと可視化すること。
どんな想いで仕事をしているのか、どんな視点を大切にしているのか。それを言葉にすることで、共感や信頼が少しずつ育っていきます。
SNSでも、noteでも、社内での共有でも大丈夫。大切なのは、情報を抱え込まず、巡らせていく姿勢が次の時代では重要です。大切なのは、情報を抱え込まず、巡らせていく姿勢が次の時代では重要です。
管理される組織から、つながるチームへ
◆指示よりも、対話が力を持つ・うまくいくチームに共通する空気感
れからの時代、チームがうまく機能するかどうかは、細かな管理や指示の多さでは決まらなくなってきています。大切なのは、立場に関係なく意見を交わせる「空気感」があること。正解を押し付けるのではなく、それぞれの考えを尊重し合いながら対話を重ねることで、自然と信頼関係が育っていきます。安心して話せる場があるチームでは、一人ひとりが自分の役割を自覚し、主体的に動けるようになります。管理されているという感覚から解放され、「ここにいていい」と思えること。それが、風の時代における強いチームの共通点なのかもしれません。
「安定」の形を、そっと書き換えていく
◆一社にしがみつかない、という安心・変われることが、いちばんの強みになる
風の時代における安定は、「一社に依存すること」ではなくなりつつあります。
複数のスキルやつながり、いくつかの居場所を持っていることが、結果的に心の余裕や安心感につながることもあります。
変化に強い人とは、変わらない人ではなく、
その時々に合わせて、少しずつ形を変えられる人なのかもしれません。
これからは、「どう働くか=どう生きたいか」
◆働き方は、生き方の延長線にある
土の時代で積み重ねてきた経験や実績は、決して無駄にはなりません。
それらをどうやって軽やかに言葉にし、誰かと共有し、次の時代につなげていくか。
「どう働くか」は、「これから、どう在りたいか」と、静かにつながっているのだと思います。

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